あれこれ
ご無沙汰してしまいました。 3月8日以後、なかなか投稿できず・・・ ただお伝えすべきニュースは多々あります。 ・草森紳一の慶應大学の後輩、岡先生が2022年9月に亡くなられた、ほんの3か月後の年末、「話の特集」編集長の矢崎泰久さんも亡くなられました…
北海道の音更(おとふけ)に建つ書庫・任梟盧(にんきょうろ) 3年前に訪れたときの内部の写真です。 左より)入口。同級生の及川裕さんたち/ 井上洋介の絵が飾られた天井/ 1階のベンチ(前川誠子さんのテキスタイル)とテーブル/ 洗面台の窓枠は緑色 天井…
9月11日、任梟盧(にんきょうろ)が一般公開 ご報告が遅くなりました。改修工事のような大掛かりなことは、資金的にも現状では難しいのですが、志のある方々が手弁当で修理を重ねつつ・・・公開が実現しました! 6月に庭木や雑草がきれいに片付けられたとき…
(撮影・鈴木龍一郎 1981年) 物書き、草森紳一が亡くなったのが2008年。早いもので来年は没後15年となります。 東京の自宅マンションに残された蔵書約3万冊は、担当編集者と遺族やファンの尽力で、故郷の帯広大谷短大に寄贈されました。 実家の庭に建つ書庫…
北海道・音更(おとふけ)から「草森通信」21号が届きました。 創刊は2016年5月31日でした。早いもので6年目を迎えた21号です。 ボランティアの方々の記事にも、年輪を感じてしまいます。 今号のトップに、蔵書展と写真展を開催しますという記事があって、驚…
平山周吉とは? 出版界に突然現れた謎の人? いえ実は、文藝春秋の数々の雑誌や単行本の編集長を務められた細井秀雄氏のこと。 草森紳一の『本が崩れる』や連載(副島種臣そえじまたねおみ 他)の担当編集者でもありました。 リタイア後、物書きになろうなん…
「草森通信」20号が届きました! データが届いたのは早かったのですが、ご紹介が遅くなって申し訳ありません。 このところPCの不具合に悩まされていて、ストレスが半端ではありません。 ますます複雑になる設定や操作 ーー PC・スマホは便利どころか、私に…
草森紳一は、2008年3月19日に亡くなりました。 あっという間の歳月で信じられませんが、没後14年目の春を迎えたことになります。 当時の新聞や雑誌の訃報には、死亡日が3月17日、20日、21日とさまざまでしたが、いろいろなことが分かってきて、おそらく3月19…
早いもので松の内もとっくに過ぎてしまいました。 良いお正月をお迎えになられましたでしょうか。 日本全国にもオミクロンと大雪の襲来。 先を見通すのが難しい時代ですが、なんとか乗り切ってまいりましょう。 皆さまお元気で、今年こそ穏やかな良い年であ…
3年前の2018年11月19日にfacebookに投稿した記事が「過去の思い出」として現れたので、ブログに転載します。 写真家・立木義浩氏が発表した「舌出し天使」(1965年・カメラ毎日)に草森紳一が解説を書いて以後、森山大道の「にっぽん劇場写真帖」に”青蠅のよ…
ご報告です。 緊急事態宣言が解除された北海道で、「草森紳一1/230蔵書展」が開催されました。 2018年からスタートした「草森紳一1/230蔵書展」。 今年はコロナ禍で中止になったのですが、北海道の緊急事態宣言が9月30日に解除され、翌10月1日には帯広市図書…
本日のブログでは、1. 最近発見した草森さんの写真、2.新着の「草森通信17号」と創刊号、3. 草森関連の映像 についてご紹介します。 1.任梟盧の草森紳一 任梟盧のこんな写真が出てきました。書庫の地下の草森紳一です。「太陽」(1981年11月号)のために…
2021年最初の投稿です。皆さま、お変わりございませんか? まだまだ世界中が混乱状態ですが、ストレスをためないように気分転換しつつ、乗り切ってまいりましょう。明るく元気な日々が少しでも早くやってきますように。 昨年の10月、11月に京都と東京でPARCO…
今年はコロナに伴って次々と大きな出来事が起こり、怒ったり、悲しんだりしているうちに、アッという間に1年が終わりそうです。来年はどうなるのでしょうか。なんとか楽しく乗り切りたいものです。 去年の今ごろは、大型台風19号が東京を直撃するというので…
『風の王 砂澤ビッキの世界』(響文社・2001)を偶然ネットで見つけ、購入したのは何年前だったか。 壮大な原始の世界を思わせる巨木の彫刻で有名なアイヌの人、砂澤ビッキ。 表紙をめくると扉には、風の王者そのものの見事な肖像写真。続いて不思議な形状の…
個人的なことで恐縮ですが、2019年はこれまで経験したことがないほど信じがたいことが次々起こり、よくぞ倒れないですんだものと思います。(疲労の極みの私に付き合ってくださった人、ヘルプしてくれた仕事仲間と娘に心から感謝です)。 そのような去年の夏…
コロナの猛威。皆さん、お元気でしょうか。 あっという間に2020年の6月になってしまいました。 昨年の7月、予期せぬ引っ越しなどもろもろのことで、 お休みをいただいていました。 その後、2019年秋には強烈な台風15号、19号が日本列島を襲い、 そして今年は…
イライラ。 本屋が近くにないから。早く読みたい雑誌があるのに、本屋がない。 近くにあった大きな本屋3軒はとっくになくなった。 古本屋もこの町には5〜6軒はあって、お散歩の楽しみだったのに、もうない。乗り換えの渋谷駅B1のブックファーストは便利だっ…
『蔵書一代 なぜ蔵書は増え、そして散逸するのか』(松籟社)は、去年7月に出版されて話題になったのでご存知の方も多いと思います。著者、紀田順一郎氏は、草森紳一が慶応大学時代に所属していた推理小説同好会の先輩。卒業後、商事会社に就職なさったもの…
風邪をひいてしまい、久しぶりにオフィスに出てきました。 まだブログではご紹介していないのですが、 嵩文彦氏と草森紳一の共著『明日の王 詩と評論』が出て、お送りした方々から、 少しづつお礼メールが届いています。チャイムが鳴ったので出てみると、現…
今年NO.1の話題作と言われる梯久美子氏の『狂う人』。 北海道新聞社の記者の方から、「梯(かけはし)さんの新刊の中に草森さんが出てきますよ」とお教えいただきました。 「狂う人」とは、島尾敏雄の妻、ミホのこと。夫妻の膨大な未公開資料にあたって…
左は、1966年に出版された幻の本『ビートルズ東京 100時間のロマン』です。古本屋で検索してもSOLD OUTばかり。オークションでもあまり出てきません。 なぜ幻の本なのか?ビートルズ来日の1966年、招聘元の中部日本放送(読売新聞も招聘元)が企画した本。 …
ビートルズの日本公演から早くも51年目。武道館での公演は6月30日(夜)、7月1日(昼夜)、7月2日(昼夜)だったそうですから、今日7月1日は、51年目の中日に当たります。「草森氏のことでおたずねさせていただきます」とメールが入ったのは、1月中頃のこと…
3月19日の命日は快晴。エイヤッと起き出して、娘と二人で永代橋にお参りに行くことにする。 JRで新橋まで。そこから銀座通りに出て、右手にヤマハ、左手に資生堂ビルを見ながらまっすぐ京橋へ。 赤レンガのしゃれた資生堂ビルが新築オープンしたのは2001年…
早いもので草森さんが亡くなってから9年目の命日が巡ってくる。今年前半はなにかとあわただしく、しかも15日に高齢ウサギの空子(12歳4か月)が急逝し、悲しみにくれている。 (2013年の春にこのブログで2回ご紹介。http://d.hatena.ne.jp/s-kusamori/201304…
久々に草森さんの本が出たので、みんなで集まろうということになりました。 昔なじみの編集者や、初めて会う草森ファンの読者、喫茶店のおやじ、なんとギター弾きまでいて30名ばかりでにぎやかです。 場所は、古い学生寮のようなたたずまいの旅館の大広間。 …
一日遅れのご挨拶ですが、昨年来、また元日も世界を揺るがすニュースが続きます。めでたくもないのですが、自分の生きている範囲だけでも心穏やかに平和になるように努めたいものです。 皆さまにとっても穏やかな良い年でありますように。昨年中にブログにア…
十勝の蔵書整理ボランティアの方々による通信の創刊号を土曜日にアップしました。そのことが掲載されている新聞記事もアップしようとして古い新聞記事が目にとまり、思わず読みふけってしまいました。両方アップします。帯広大谷短大に寄贈したのは2009年11…
帯広大谷短大で、草森紳一の蔵書整理に当たられている元帯広図書館館長の吉田真弓氏が、副学長に就任なさいました。おめでとうございます! また田中学長は帯広市教育委員会の委員長に再任とか。 お二方ともますますご多忙のことでしょう。このような大役を…
これまで気になりながら触れていませんでしたが、草森さんとは長い長いお付き合いだったイラストレーター・絵本作家の井上洋介氏が2月3日に84歳でお亡くなりになりました。草森さんとの仕事をまとめてお伝えしたいと思っていたのですが、いろいろあわただし…