その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。 このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。写真 草森紳一

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。 写真 草森紳一

あの「まんが日本昔ばなし」の作家・池原昭治氏の手作り本を発見!

あっと言う間に草森さんの16回目の命日、3月19日が巡ってきます。

昨年来いろいろ慌ただしくて、十七回忌を行うことができないのが残念です。

 

昨年から、いろいろなニュースがあるのですが、ビッグニュースはなんといっても「60年ぶりの再会」です!
草森さんが、60年代半ば、まだ新人だった頃の池原昭治氏からお借りした自装本が、書庫・任梟盧(にんきょうろ)から発見されたこと。

 

ご紹介が遅くなってしまいましたが、二紙の新聞記事と佐藤利男さんのブログ「草の森大冒険」(2023年10月19日)の投稿をどうぞご覧ください。

 

 

草森紳一の北海道の書庫「任梟盧」に保存されていた池原氏の自装本
弾丸ライナー」(昭和28年・1953年発行)。中学生の時の作品。


ブログ「草の森大冒険」(2023年10月19日)

ninkyoro.hatenadiary.org


お借りした大事な本を、つい忙しさに紛れて返却しそびれることは私にもよくあることですが、ご本人の作品ですから、本当に申し訳なかったと思います。

北海道の草森蔵書を取材された南陀楼綾繁氏の記事を偶然ご覧になった池原氏の娘さんが、帯広大谷短大にお問い合せ下さり、そこから書庫の管理に当たって下さっている佐藤さんにご連絡、そして発見に至りました。

 

池原奈々さんからのメールには、池原氏と草森さんの貴重な交流の様子がうかがえますので、許可をいただければまたアップしたいと思います。
(許可はとっくにいただいているのですが、思いがけない忙しさですみません、お待ちください!)


ご本人も、あちらでさぞビックリされていることでしょう!!

 

南陀楼氏の草森蔵書取材記事は、以下の「日本の古本屋」メールマガジンに掲載)

https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=12211&fbclid=IwAR2LlcRM_bEFwsU2yYWQq5HhPysgDqxe7yzDqAmC6oBZGMHv1Obndk_LBH8

 

崩れた本の山の中から 白玉楼中の人