その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。 このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。写真 草森紳一

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。 写真 草森紳一

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

椎根和さんの『フクシマの王子さま』を 雪の日に。

草森さんが晩年親しくしていた椎根和さんの最新刊『フクシマの王子さま』(芸術新聞社)を読みました。昨年の暮れに出版されていたのですが、手に入れるのが遅くなってしまいました。 おとぎ話を語るようなスタイルをとった、原発についての恐いお話です。 …

草森蔵書プロジェクト十勝から、最近の情報が。(NO.10)

ボランティアのU女史(!)からお手紙と文集をお送りいただきました。零下10度以下の日々が続くなか、2月18日は蔵書整理の日で15名参加だったとか(多いですねえ!!)。 真冬に月1回だけ暖房を入れる廃校内の寒さは北国の人にとっても震え上がるほどで、ポ…

今日は誕生日。命日も間もなく…3月19日です。

今日2月23日は、草森紳一の74回目の誕生日。亡くなったとき70歳でしたから、早いものです。 回想集に思い出を書いて下さったSさんからのメールに「明日は、草森さんのお誕生日でした?よね?」と。 海外からは「今日はお父さんの誕生日だね」と。すごく尊敬…

シックでクール! ジャズ黄金時代の巨星たちの写真集『JAZZ NOTE』。

8日付けブログでお伝えした大倉舜二氏の『JAZZ NOTE』(芸術新聞社)が、2月15日に出版されました。 お〜〜なんという黒人たちのカッコよさ! 臨場感あふれる構成、装丁も印刷もすばらしく、久しぶりのインクの臭いにうれしくなりました。 表紙のマットイン…

大倉舜二氏の写真集、『JAZZ NOTE』がそろそろ…

大倉舜二氏と言えば、立木義浩、篠山紀信に並ぶ写真家のお一人で、草森紳一の大親友ですが、 中学生のときから『装苑』や『ジュニアそれいゆ』で育った私には、忘れられない名前です。 当時は服飾雑誌の数も少なく、きれいなページをあこがれの気持ちで眺め…

2月生まれは頭がいい? 明日は立春。

今年は日本各地で大雪の被害がたくさん出ていますが、草森紳一記念室のある北海道の音更町(帯広市に隣接)でも、先週来マイナス20度前後の日々が続いて冷凍庫状態とか。 皆さんのお住まいではどうでしょうか。くれぐれもお気をつけ下さい。 草森さんの誕生…

崩れた本の山の中から 白玉楼中の人