その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。 このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。写真 草森紳一

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。 写真 草森紳一

その他

2023年1月の北海道新聞WEB記事です!

去年から今年にかけて、いろいろせわしなく年末も新年も味わうことなく過ぎました。皆さまは良い年をお迎えになったことと思います。 2月も過ぎてのお伝えで申し訳ありませんが、北海道新聞から。 デジタルの映像も見られるし新聞記事も合体していて読むこと…

小さな事故でも気をつけて!

なかなか投稿できず、あっという間に5月も残り1週間です。 コロナの変異株がますます猛威を奮っていると言うのに、 五輪開催に突き進む政府。まるで戦前の日本のように思え、ストレスが絶えません。 みなさん、くれぐれも感染対策に気を配り、なんとか乗り切…

バリ島プリアタンのケイコ・マンデラさんから

FBに投稿したものですが、草森ブログにも投稿します。 1986年に幼児も含む女6人でバリを取材し、本を作りました。当時草森さんは、『マハーバーラタ』を全部読んで行かないとだめよ、とおっしゃってましたが。 その時以来のプリアタンとのお付き合いです。 …

更新が滞っていてスミマセン!

梅雨寒の日々が続きます。みなさま、お変わりございませんか? 本ブログの管理人の私が、今年初めから荒波どころか、大しけ、それも猛烈なしけ!にあっておりまして、現在もまだブログ更新の余裕がありません。申し訳ございません。 理由ですが、オフィスを…

ミモザの花を胸の中に―

もう3年前になるのですね……2015年3月22日のブログに、「ミモザの花を森茉莉さんに」と題してブログを書きました。近所の遊歩道近くに立つミモザの木がすばらしく美しかったからです。以来、花が咲く前から枝ぶりを見るのが楽しみになりました。 今年は風邪気…

明日は、師走?!

11月も終わり 今年は月日の経つのがことのほか早く感じられます。 明日はもう12月だなんて!年齢のせいか、の〜〜んびりしすぎでしょうか・・・先日10年ぶりに現れた元スタッフに、 「わ〜っ、なつかしい! 事務所、ぜ〜〜んぜん変わっていませんねえ〜」と…

「白玉楼中の人:草森紳一記念館」HPの変更

草森紳一の公式HP「白玉楼中の人:草森紳一記念館」が、移転しました。 上記バナーの変更はまだですが、取り急ぎ移転先のお伝えまで。早めにお教えいただいていたのに、ぼんやりしていて今開こうとしましたらURLそのものが消滅していました! 内容の変更はあ…

メリークリスマス!

30年近く前の古いカードを飾って、クリスマスコーナーができました。 橇の音が聴こえるよう。23日は天皇誕生日でした。最近のニュースに重ねて陛下のお心を思うと、なんともやり切れない気がします。 来年は、少しでもまっとうな明るいニュースがあるとよい…

蜷川幸雄氏の訃報に

蜷川さんのこと蜷川さんと初めてお会いしたのはいつだったのか。 考えてみると1976年の初めだから、ちょうど40年前ということになる。私が西武劇場(現・渋谷パルコ劇場)に勤務し始めた頃で、担当していたプログラム『劇場』で「60年代の演劇」の特集を組ん…

扇田昭彦氏の急逝に言葉もない・・・

朝日の扇田さん(と今も言ってしまう。元朝日新聞学芸部の演劇担当、扇田昭彦氏)が亡くなられたと昨夜知って、あまりの驚きに呆然としている。初めてお会いしたのは1975年だったか……もう40年になるの?? 私がパルコ(西武)劇場で仕事を始めたとき、上司の紹…

私的なことですが・・・

母が亡くなった。 病状を聞いて、自宅に連れて帰るつもりで看護師さんや付添いさんたちとのカンファレンスも終えた翌日から、状態が良くなくなった。90歳なので何があってもおかしくない。 ベッドのそばのソファに泊まり込んで5日目。苦しむことなく安らかに…

ミモザの花を森茉莉さんに

昨夜オフィスを出ての帰り道、深い夕闇の中で黄金色に輝くミモザに見とれてしまいました。 今日さっそく写真に撮りました。カメラの感度が良くないので午後の写真ですが。ミモザと言えば森茉莉さんを思い出します。 大昔、原稿依頼のときにミモザの花をお持…

大倉舜二さん、草森紳一のところへ

昨日午前、蔵書整理の仲間Living Yellowさんから 東京新聞のネット版で大倉舜二氏の訃報にふれましたとメール。以後茫然としている。

はや11月

動き回っているうちに少し体を痛め、休養中です。ふと気がつくともう11月なんですね。 今年は特にめまぐるしく月日が過ぎていきます。 自然災害も、政治経済に社会状況も、ニュースを見るのがつらくなります。ボーダフォンで撮った古い写真が出てきました…

イギリス、ファルマスの海辺と最南端の港町セント・アイヴス

美しい写真があったので、ちょっとご紹介。(2011年に旅した時のもの) 一枚はファルマスの海、もう一枚は港町セント・アイヴスです。 今日はお盆で、静かな東京です。ちょっと気分転換。草森紳一さんとはなんの関係もなくて失礼!(先日知人をご案内して、…

猛暑の日には雪の日を

近所の遊歩道のベンチです。だれが座っていたんでしょう・・・

明後日は、都知事選!!

澤地久枝さんが、都知事選の一本化を頼むため、知人である宇都宮候補の自宅を深夜訪れたということをフェイスブックで知って、胸を突かれた。83歳。戦中戦後を生き、『密約』『滄海よ眠れ』など多くのノンフィクションの作家として、呻吟された果ての行動だ…

迷いながら…(ここに書くのを・・・)

草森さんに単純バカとよく言われた私としては、政治のことは軽々しく言えないし、 お二人に対する批判もあるのだけれど、 70歳を越えた元総理たち(細川・小泉両氏)の脱原発への意思表示には、勇気とロマンを感じた。この数年、私の親たちの世代(80〜90代…

もうすぐクリスマス

あっという間に今年もクリスマスが目の前ですね。 裏のカレー屋さんが閉店します。 カウンターだけの、若い店主が一人でやっているテイストのある店で、 ここで静かに『インド夜想曲』などを読んでいると本当に心が落ち着くのでした。 コアなファンがいて、…

心安らぐもの

家に来て10年近くになるメキシコ原産のアガベ・アテヌアータです。レオと呼んでいます。 すばらしく力強く美しいので、いつかブログでご紹介しようと思っていました。でもこのところのニュースには「納得できない!」(ばばこういちさんをまねると)ことが多…

伏せ字の劇場、ならず。

前回に書いた西武劇場(現パルコ劇場)発行の「劇場」8号の顛末ですが、我が上司が悩んだ末、結局、原稿はそのまま掲載することになったのでした。 特集は「60年代の演劇」。唐十郎と寺山修司の初対談など、60年代の演劇の旗手たちがほとんど勢ぞろいした80…

お世話になった円満字さんが

草森紳一蔵書整理プロジェクトに大変ご尽力くださった円満字二郎さんが、ときあかし辞典の第2弾を お出しになりました。『漢字ときあかし辞典』に続き、『部首ときあかし辞典』です。 部首だけの辞典というのは初の試みではないでしょうか。中国にはあるので…

借り暮らしの動物たち

タイニィオフィスで暮らしていたうさぎとカナリアも とうとう元の住まいに帰って行きました。 カナリアのサンも高齢で白内障だそうです。 もう大きな声で囀ることはできませんが、ここのグリーンと陽射しが気に入ったのか、時々チチチと鳴くようになりました…

ポカポカ陽気に

わけあって今事務所に仮住まいです。動物たちも一緒なので大変です。 うさぎは何でもかじるので、コードが被害にあわないように囲いをきちんとしておかなければなりません。慎み深く、慎重な性格ですが、凝り性なので注意が肝心。初めての場所に来てストレス…

土曜日はお花見に。

思い立ってと、旧友が上京しました。そこで、他の友人も誘い合わせて善福寺川公園の桜見物に行ってきました。 薄曇りの日でしたが、今年は早くて東京ではもう満開です。いつも余裕がなく過ごしているのですが、川べりをのんびり歩いて、それから友人お薦めの…

2013年の初ブログです。

昨日の東京は、久しぶりの大雪でした。 遅ればせながらの新年のご挨拶ですが、 みなさん、お変わりありませんか。学生時代には、帰京の新幹線がよく遅れて払い戻しをしてもらったものですし、 20年ぐらい前までは雪が積もることも多くて、オフィス近くの坂道…

この暑さに、「草森紳一をめぐるあれこれ」 も脱線!

暑い!! あんまり暑くて、おまけに下界はさわがしいので、 ふと「白玉楼はいかが?」と問いたくなった。そして、モロッコの旅を思い出した。 大昔、パリの大学都市に住む友人の部屋に居候させてもらい、 ちょうど夏休みシーズンだったのでサンジェルマンで…

さまざまなことに思いを馳せながら

昨日は、西日本〜東日本は豪雨と落雷ですさまじい一日でした。 皆さんのところはいかがでしたか。オリンピックは無事終了して、以前のニュースが復活しましたが、大震災後の現状、政治、経済、外交、気候などなど、気持ちが沈むようなことばかりですねえ。そ…

突然、舞い降りてくるもの

自宅からオフィスに向かう道すがら、フッとある歌が舞い降りてきた。 「リンゴの花ほころび♪ 川面に霞たち〜♪」 なんと、最後まで歌えたのが不思議。何十年ぶりだろう……なぜ突然、心の中にわき上がったのだろう。トッポジ―ジョが現れたこともあった。 「どこ…

円満字さんが、『舟を編む』の三浦しをんさんと対談です!

蔵書整理プロジェクトの中心になり、ご尽力下さった円満字二郎さんが10冊目の著書『漢字ときあかし辞典』(研究社)をお出しになりました。 2320字のそれぞれの漢字にピッタリの見出しがとても面白い! 分かりやすい! 楽しい! ユニークな試みの辞典で、著…

崩れた本の山の中から 白玉楼中の人