その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。 このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。写真 草森紳一

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。 写真 草森紳一

迷いながら…(ここに書くのを・・・)

草森さんに単純バカとよく言われた私としては、政治のことは軽々しく言えないし、
お二人に対する批判もあるのだけれど、
70歳を越えた元総理たち(細川・小泉両氏)の脱原発への意思表示には、勇気とロマンを感じた。

この数年、私の親たちの世代(80〜90代)や戦争の死者たちは、このような日本を作るために粉骨砕身したのではないはずだというモヤモヤ感がいつも心に在って、それが高まる一方だった。
もちろん他の候補にもロマンはあるわけで、そのビジョンの実現性が問われるわけだけど。

私は自営業で10年余り親を介護している。耐震に難のある築40年のマンションに住んでもいる。
景気も福祉も災害対策も私自身の切実な問題だけれど、生命の素となる大地と水と空気を汚す原発は、次元の違う大きな大きな問題だ。

都知事選の告知前、宇都宮陣営のチラシまきをしているおじさんに「一本化はできないの?」と尋ねて、どやされてしまった。恫喝もイヤだし、スピーディに進行する独裁的政治はもちろんNOである。
う〜〜ん、困った。

去年の夏には、オリンピックより東北の復興、福島の原発対策を優先すべきだと願っていた。

時計を3.11のときまで巻き戻して、熟考し、投票したい。

崩れた本の山の中から 白玉楼中の人