その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。 このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。写真 草森紳一

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。 写真 草森紳一

2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『彷書月刊』2009年10月号の、「草森紳一の右手」

先日偶然に、この特集号をとりあげたブログを見つけました。ていねいに草森世界を読み解いてくださっています。 コンタクト先が明示されていないので、筆者の方にお伝えできないままですが、ご紹介させていただきます。 「雷太の奇書探訪」 中:ルソーについ…

草森紳一の新刊 『勝海舟の真実 』が、河出書房新社から6月11日に刊行!

政財界人向けの『ニューリーダー』(はあと出版)という冊子があります。草森紳一はこの冊子に1993年から2005年まで12年間にわたって、 「汗血の飛沫――幕末の人と書」を執筆しました。 採りあげた人物は、坂本龍馬、山岡鉄舟、高杉新作、西郷隆盛ら13名。 20…

「草森紳一蔵書目録」のこと…… (NO.2)

時折、草森紳一蔵書整理プロジェクトで作成した目録の出版についてお尋ねをいただきます。 7ヵ月かけて入力した膨大なデータはあります。それをせめて冊子にまとめたり、ネット上で検索できるようになればと考えるのですが、校正作業ができないまま帯広大谷…

「日本の古本屋メールマガジン」に。

ある日、ある古本屋さんからお電話をいただき、「日本の古本屋メールマガジン」に『草森紳一が、いた。』について書かせていただきました。 この古本屋さんは偶然、神保町の東京堂で本書を手にとって見られたとのこと。それに草森紳一蔵書整理プロジェクトの…

一+二人の先生

銀座のgggギャラリーで開かれた佐藤晃一さんのポスター展に行ってきました。オープニングは大盛況。懐かしいデザイナーの勝井三雄先生や、『草森紳一が、いた。』のブックデザインをお願いした太田徹也さん、草森さんとも古くからの知人だった浅葉克己さ…

紀伊国屋書店新宿本店と、MARUZEN博多店も追加しま〜す!

「ささやかでもよい、回想集をぜひ」と思ってスタートさせた『草森紳一が、いた。』が500ページを越える大著になり、お気に入りのいくつもの書店で置いていただけるようになって、ちょっと信じられない気持ちです。特別に営業活動をしているというわけでもあ…

穴からは抜けられない

古いデータをチェックしていたら、こんな写真が出てきました。 目録入力をしていたころに、草森紳一蔵書整理ブログ『崩れた本の山の中から』にアップしようと撮っておいたもの。原稿タイトルは「穴からは抜けられない」と決めて、それっきりになりました。 …

蔵書整理の季節を過ぎて (NO.1)

もう何年も昔。夜の地下鉄の中でのお話。シルバー席に座っていた私の前に、地下足袋の土木作業員風のおじさんが座った。60代くらいか、日に焼けた顔に深いしわ。乗客も少なく、まるで私とお見合いのよう。困ったな、とフト思ったとき、コップ酒を持ちなお…

なんて、うれしい! 大阪の「FUTABA+」でも。

みなさま、充実した連休をお過ごしになりましたでしょうか。ちょうど連休中日に、大丸心斎橋店(北館12F)にある書店から、「『草森紳一が、いた。』を、当店の〈草森棚〉に是非加えてみたい」というメールをいただきました。 この書店は京都のふたば書店…

崩れた本の山の中から 白玉楼中の人