その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。 このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。写真 草森紳一

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。 写真 草森紳一

2022-01-01から1年間の記事一覧

「草の森大冒険」ブログから

帯広在住で任梟盧の管理をやってくださっている佐藤さんのブログ「草の森大冒険」からのご紹介です。 本日の投稿テーマは、マンガ塾。書庫の草森蔵書の中から『50年前の和田誠の似顔絵集』を選ばれたようです。 キャンセルが数人あったとか。今日の帯広は、…

草森紳一を遊ぶ人たち  

北海道の音更(おとふけ)に建つ書庫・任梟盧(にんきょうろ) 3年前に訪れたときの内部の写真です。 左より)入口。同級生の及川裕さんたち/ 井上洋介の絵が飾られた天井/ 1階のベンチ(前川誠子さんのテキスタイル)とテーブル/ 洗面台の窓枠は緑色 天井…

秋です。任梟盧(にんきょうろ)ついに公開。  蔵書展、写真展も開催されました!

9月11日、任梟盧(にんきょうろ)が一般公開 ご報告が遅くなりました。改修工事のような大掛かりなことは、資金的にも現状では難しいのですが、志のある方々が手弁当で修理を重ねつつ・・・公開が実現しました! 6月に庭木や雑草がきれいに片付けられたとき…

北海道に建つ幻の書庫・任梟盧(にんきょうろ) 、しばらく 公開します!

(撮影・鈴木龍一郎 1981年) 物書き、草森紳一が亡くなったのが2008年。早いもので来年は没後15年となります。 東京の自宅マンションに残された蔵書約3万冊は、担当編集者と遺族やファンの尽力で、故郷の帯広大谷短大に寄贈されました。 実家の庭に建つ書庫…

「草森通信」21号到着!と、草森さんが撮った膨大な量の写真とは?

北海道・音更(おとふけ)から「草森通信」21号が届きました。 創刊は2016年5月31日でした。早いもので6年目を迎えた21号です。 ボランティアの方々の記事にも、年輪を感じてしまいます。 今号のトップに、蔵書展と写真展を開催しますという記事があって、驚…

話題の人?本? 平山周吉著『満洲国グランドホテル』

平山周吉とは? 出版界に突然現れた謎の人? いえ実は、文藝春秋の数々の雑誌や単行本の編集長を務められた細井秀雄氏のこと。 草森紳一の『本が崩れる』や連載(副島種臣そえじまたねおみ 他)の担当編集者でもありました。 リタイア後、物書きになろうなん…

好奇心と敬愛に満ちた、愛敬浩一著『草森紳一の問い』(新版)

今年5月の新刊です。草森紳一に対する好奇心と、敬愛に満ちた一冊!! 初めて愛敬(あいきょう)浩一氏からご連絡を頂いたのはいつだったか・・・ 今調べると、2011年の初めころに回想集『草森紳一が、いた。』のご注文をいただいています。それから半年ほど…

今日は3つのニュースです!(草森通信20号、草の森大冒険、資料寄贈)

「草森通信」20号が届きました! データが届いたのは早かったのですが、ご紹介が遅くなって申し訳ありません。 このところPCの不具合に悩まされていて、ストレスが半端ではありません。 ますます複雑になる設定や操作 ーー PC・スマホは便利どころか、私に…

草森紳一の命日が決まるまでのこと

草森紳一は、2008年3月19日に亡くなりました。 あっという間の歳月で信じられませんが、没後14年目の春を迎えたことになります。 当時の新聞や雑誌の訃報には、死亡日が3月17日、20日、21日とさまざまでしたが、いろいろなことが分かってきて、おそらく3月19…

草森紳一の写真発見。音更の「草森通信19号」も到着しました!

早いもので松の内もとっくに過ぎてしまいました。 良いお正月をお迎えになられましたでしょうか。 日本全国にもオミクロンと大雪の襲来。 先を見通すのが難しい時代ですが、なんとか乗り切ってまいりましょう。 皆さまお元気で、今年こそ穏やかな良い年であ…

崩れた本の山の中から 白玉楼中の人