その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。 このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。写真 草森紳一

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。 写真 草森紳一

2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

草森紳一書き出し劇場13 『狼藉集』

前々回のブログに羽良多平吉氏の名前が出てきたので、今回は羽良多平吉装丁・デザインによる『狼藉集』をご紹介。 草森紳一の著作としては訳書をのぞいて、7冊目。1973年11月、ゴルゴオン社刊です。60年代後半から70年代初めにかけての短文エッセイが105篇詰…

わが友、清水哲男

詩人の清水哲男さんから、懐かしい写真を送っていただきました。 清水さんも草森さんも1938年2月生まれの同い年。これは41、2歳の頃、新宿の飲み屋で撮ってもらった写真だそうです。(左が清水さん)回想集『草森紳一が、いた。』にくわしく書いて下さってい…

草森紳一、『遊』への執筆は?

松岡正剛氏といえば、われわれ70年代世代には雑誌『遊』(工作舎刊)がなつかしい。杉浦康平デザインによる凝りに凝った造本と、古今東西のあらゆるジャンルを横断し超越する博覧強記の内容は見たことのない新しいものだった。 難解な文章に付いて行けないこ…

「松岡正剛の千夜千冊」に感動的な紹介が

ちょっと感動的な紹介がでました……このターニングポイントの時代に……ウェブ・マガジンの「松岡正剛の千夜千冊 読相篇」―― 1486夜『本が崩れる』草森紳一です。ぜひ読んでください!

「草森蔵書整理プロジェクト十勝」から(NO.18)

東京は台風一過で、今日は秋の空が広がりました。 天災の多い年ですが、みなさまの所は大丈夫だったでしょうか。久しぶりに音更のボランティア、内田さんからお便りをいただきました。北海道も今年は30度を軽く越える猛暑の夏だったそうですが、9月24日…

崩れた本の山の中から 白玉楼中の人