前々回のブログに羽良多平吉氏の名前が出てきたので、今回は羽良多平吉装丁・デザインによる『狼藉集』をご紹介。
草森紳一の著作としては訳書をのぞいて、7冊目。1973年11月、ゴルゴオン社刊です。
60年代後半から70年代初めにかけての短文エッセイが105篇詰まっています。
目次については、HP「白玉楼中の人」の著作目録をご覧ください。すべて入力されております!
下左は、「自分の写真も入れたいなんて言うんだよ。まいっちゃったなあ」と草森さんが言われていた、新進デザイナー羽良多氏(左)と並ぶ見開きページです。
写真を撮られることの苦手な草森さんを説得のための戦略だったのか、宇宙人のようにカッコいい(!)ご自分も初の装丁本に登場してみたいお気持ちだったのか(??)
右は最初の見開き(書き出し)です。
(画像をクリックすると大きくなり、読むことができます)