その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。 このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。写真 草森紳一

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。 写真 草森紳一

2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

納骨か散骨か。3月のさわやかな日に――

草森さんのお墓をどうするか。 ご弟妹にご相談し、いろいろ考え、見て歩き、迷った末にある墓所にほぼ決めようというその時に、 またしてもちょっと不思議なことが起こって再熟慮することになったのでした。そうして見つけたひとつが、随筆『散歩で三歩』(…

草森紳一が亡くなったのは、いつ?

早いもので草森さんの急逝から4年。 4年前の3月29日(土)のお昼前、大倉舜二さんからのお電話で知りました。 私は、ちょうどこのひと月前に父の三十三回忌と弟の追善供養を関西で執り行い、残務整理や、お世話になった方々へのお礼をすませ、東京に戻って一…

2012年3月11日

東横線で渋谷に着いたとき、ちょうど一年前に地震が起こった時間となる。 午後2時46分。 アナウンスがあって、改札口周辺の人たちと半円形になって黙とうする。46分から3分間は、地震があったという想定で電車を止めて点検をしますというアナウンスもあった…

今日は、2012年3月10日

阪神淡路大震災が起こったときのこと。17年前のことになる。 NHKの特番だったと思う。 スタジオに立ったキャスタ―にカメラが近づき、彼が言葉を発しようとした瞬間、 涙がはらっと、こぼれ落ちたのだった。その人は、番組終了後、叱責されたのだろうか…

崩れた本の山の中から 白玉楼中の人