その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。 このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。写真 草森紳一

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。 写真 草森紳一

今日は3つのニュースです!(草森通信20号、草の森大冒険、資料寄贈)

「草森通信」20号が届きました!

データが届いたのは早かったのですが、ご紹介が遅くなって申し訳ありません。

このところPCの不具合に悩まされていて、ストレスが半端ではありません。

ますます複雑になる設定や操作 ーー  PC・スマホは便利どころか、私にとっては時間泥棒そのものです。加えて、巨大なIT企業に紐付けされている人類のイメージが浮かびます。

でもまあ、何とか乗り越えてまいりましょう。

 

コロナも半端ではありません。通信の冒頭でボランティアの北村さんが書かれているようにコミュニケーションを大切に、和やかに進んで行きますように。

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執筆の皆さん、編集の皆さん、20号おめでとうございます!!

「草の森大冒険」も再スタートされています!

ブログ「草の森大冒険」が、今年3月から再スタートしています!

音更(おとふけ)に建つ書庫・任梟盧(にんきょうろ)をテーマに2011年8月31日に始まっていたもので、当時、蔵書整理の仲間たちと大喜びで拝読していました。
10年前のものから読んでいただければうれしいですね。

今年4月投稿の「草森マジック」は、本当にビックリ。任梟盧に今も草森紳一はいるということでしょう。佐藤利男さん、再開をありがとうございます!

https://ninkyoro.hatenadiary.org/

井上洋介氏による任梟盧の扁額

資料の寄贈も着々です!

蔵書以外の生原稿や資料も、大学からご希望をいただきお送りさせていただいています。ここ数年、様々な事情で整理を進めることができませんでしたが、今年の連休明けには13回目をお送りすることができました。

Aの箱は、「荷風永代橋」の生原稿や、永代橋の資料を整理したスクラップなど。

お送りするものを、遺族と蔵書整理にも参加した仕事仲間と整理・入力しています。

Gの箱には、『本の読み方』の生原稿や掲載写真(草森撮影のもの)その他を。

今までの寄贈回数は13回。内容については、いつかアップしたいと思っています。

ちなみに5月までにお送りしたものは以下です。個人情報に関するものは、了解を得て送付しています。

  • A箱―「荷風永代橋」の貴重な生原稿、永代橋のスクラップブック等(リスト添付)
  • B箱―紅衛兵の腕章等、細々したもの等(メモ添付、リスト無し)
  • C箱―DM・ポストカードなど(年度毎に整理、入力)
  • Dの箱――嵩文彦氏関連(『明日の王』刊行までのファイル、草森宛の手紙等)他
  • Eの箱――出版関連の手紙類等
  • Fの箱――支払調書、古本屋冊子、請求書等
  • Gの箱――生原稿他(『本の読み方』生原稿と写真、未刊行「大正天皇」生原稿他)
  • Hの箱――出版社関連の手紙類他
  • Iの箱――ポストカード(年度毎に整理。横尾忠則や写真家展覧会等)、箱入り手帳他。                                                                        
崩れた本の山の中から 白玉楼中の人