その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。 このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。写真 草森紳一

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。 写真 草森紳一

2017年6月、帯広大谷短大へ生原稿など発送

不安定なお天気が続きますが、みなさん、お元気でしょうか。
ブログ更新の回数が少なくなっていて申し訳ありませんが、
執筆リストや遺品の整理を余裕をみては進めています。

門前仲町のマンションに遺されていたのは膨大な量の蔵書だけではありません。
身回品のほかに、原稿を書くために集めた資料やコピーに写真など、生原稿やゲラなども、蔵書と同じく膨大にありました。
幸い、帯広大谷短期大学草森紳一に関するものほとんどを希望されたので、これらも少しずつ整理してお送りしています。
今回は8回目の送付で、ミカン箱ほどの段ボール箱に3箱分でした。

一部をご紹介します。90年代頃の生原稿リストと、単行本『その先は永代橋』のもとになった生原稿です。
クリックすれば大きくなります。

下は、上記の各々の写真です。1点目は90年代の生原稿の一部、2点目は、江藤淳が亡くなった時の編集部からの依頼の手紙や資料などと追悼の生原稿(「文学界」1999年9月号掲載)、3点目は「その先は永代橋」「ベーコンの永代橋」の生原稿の一部です。

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崩れた本の山の中から 白玉楼中の人