その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。 このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。写真 草森紳一

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。 写真 草森紳一

帯広市図書館で「草森紳一が、いた。」展が開催中で〜す!

北海道・音更町帯広大谷短期大学には3万冊余りの草森蔵書を寄贈しましたが、その後、生原稿や身の回り品なども整理をしながら送り続けています。(なかなか時間がかかっているのですが)
このたびそれらグッズを中心にした草森展が、帯広市図書館で開催されました。

企画者の吉田真弓氏は、草森紳一記念資料室(短大に開設)にはない身回品も展示して「人間、草森紳一」を感じてもらえるようにしたいと言われ、本人愛用のアートなシャツ、筮竹(ぜいちく)、虎の置物、座り机の上には『夢の展翅』の本に生原稿、懐かしい中国のポットやマックスウェルのコーヒーカップ、ピース缶も置かれています。好きだったマドンナのCDも。

これらはまだ草森資料のほんの一部に過ぎませんので、年に1回とかシリーズ化していき、作家の全貌が見えるようにしたいとのこと。

開催は5月26日迄です。ぜひご来館を!

ガラスケースの外には、利用者がじかに手にとれるように著作が集められたコーナーもあります。
短大の資料室に展示されている蔵書のリストも見ることができるようです。


すでにご覧になった草森ファンの方々から写真をお送りいただいています。みなさま、ありがとうございます!

崩れた本の山の中から 白玉楼中の人