その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。 このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。写真 草森紳一

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。 写真 草森紳一

草森紳一蔵書整理プロジェクト第三部も進行しています! (NO.4)

 時は流れていきますね。物語を作りながら…

 2008年3月に草森紳一が急逝し、その後、残された蔵書をいったいどうするか、遺族で悩みに悩んだ上で、ボランティアの人たちの協力を得て蔵書整理が始まりました。
 永代橋のマンションに山となり谷となっていた膨大な本たちを倉庫に移動したのは、紫陽花が美しく咲きこぼれる季節。
 そして倉庫で段ボール箱を開いて、あらあらのジャンル分け。整理が終わったときには、猛暑とゲリラ豪雨の8月になっていました。(蔵書整理プロジェクト第一部)。
 9月には今後の対策を練りつつ、目録入力スタート。並行してブログ「崩れた本の山の中から」スタート、12月HP「白玉楼中の人」スタート、そして2009年4月末には目録入力終了!(蔵書整理プロジェクト第二部)

 第一部も第二部も、作業日は金・土の週2回で、1時から5時までです。各自都合のよい時に三々五々集まるわけですが、第二部のPC作業となるとさすがに参加者は減り、3人だけで入力作業をする日もありました。みんな、自分自身の仕事もしながら、よくもやりおおせたものです。

 ですから、寄贈先の北の大地から、こんな写真と新聞記事を送っていただくと本当にうれしくなってしまいます!  
     











新聞記事は9月3日付の十勝毎日新聞です。新聞社の承諾を得てご紹介いたします。(画像をクリックすると大きくなります)
これで目録の校正作業が順調に進みますように!

帯広大谷短期大学の草森紳一記念資料室も開館から1年が巡ってきます。北海道にいらっしゃる方はぜひ見学を!

崩れた本の山の中から 白玉楼中の人