8月9日付けブログで、その後もご報告させていただいた草森紳一写真展「本は崩れず」でお世話になった森岡書店の森岡督行さんが、平凡社のコロナ・ブックスから本をお出しになりました。
帯のキャッチフレーズは「誰かに送りたくなる108冊」。
森岡さんが選び抜いた古今東西の本を、その本にピッタリ似合うステキな人たちに手紙を添えて送る―――ちょっとメジャーな名前を紹介すると、横尾忠則『東京Y字路』を辛酸なめこ様へ、細江英公『Why,Mother,Why?』は一青窈様へ、ナダ―ル『Nadar』はロバート・キャンベル様へ、といったぐあい。
手紙の文章は、セレクト古本屋と言われる森岡さんの本と人に対する愛がいっぱい。
そして平野太呂さんの写真がすばらしく美しい。