その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。 このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。写真 草森紳一

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。 写真 草森紳一

十勝の「草森通信」11号です。これも遅くなりました!

更新をお休みしていましたので、遅くなりました。2019年9月30日の通信です。

去年の10月前後は、日本中大型台風の襲来で、水害なども含めて被害甚大でした。

次から次に想像もしないことが起こるので、あっという間に忘れてしまうのは頭の予防のためでしょうか。

十勝の「草森通信」11号では、音更町図書館と帯広市図書館での蔵書展の記事が掲載されています!

執筆者には、草森紳一の親友で『明日の王』(未知谷)の共著者でもある嵩文彦氏と、草森紳一の大作『荷風永代橋』や急逝直後の出版となった『夢の展翅』(ともに青土社)の担当編集者、宮田仁氏が登場。

宮田さんからは、北海道に取材仕事が入ったので、念願の草森紳一の書庫「任梟盧」(にんきょうろ)や寄贈の蔵書を見たいのですがとご連絡をいただいていました。

現地のご案内とご説明をしてくださった吉田先生、ボランティアの高山さん、ありがとうございました。

東京での「草森紳一蔵書整理プロジェクト」の一員で、整理と目録入力にもご尽力くださった宮田さん。10年ぶりの草森本との再会、ほんとうによかった。

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崩れた本の山の中から 白玉楼中の人