このブログでもおなじみの「十勝毎日新聞」。
1919年に「帯広新聞」として創刊。翌1920年に「十勝毎日新聞」と改称され、以後、地域活性化の源となって今年、創刊102年を迎えた歴史ある新聞社です。
でも印象は、とても若々しく元気。新聞以外の様々なメディアや事業活動にも積極的だからかもしれません。
そして今年2月、なんと草森さんのご実家の近くに「音更支局」が開局(5つ目の支局とか)。書庫・任梟盧(にんきょうろ)取材のご依頼をいただきました。
以下、開局記念の新企画(音更町を)「ぶらり探訪」第5回より。
ご取材下さった支局長は、「文化遺産云々といった文化的な価値は別として、私は、あの場所に行ってみて、草森氏がまだ生きていて、あそこで本を読んだり、文章を執筆したりしているのではないかという気持ちにさせられました」とのこと。
人やさまざまな出来事に接し、記事を書く人ならではの想像力あふれる言葉でしょう。とくに任梟盧の空間には、草森さんだけではない3万人の著者たちの魂が宿っていて、訪れる人の創造力を啓発してくれるのだと思います。
内形支局長、ご取材ありがとうございました!
◎草森英二さんも亡くなられたいま、任梟盧の主もいなくなりました。カッコよく修理をして、この貴重な書庫と本たちを生かしていくアイデアは絶対あるはずと思います。ご関心のある方、ご助言をいただける方は、ぜひコメント欄宛ご連絡いただければ幸いです。
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音更町の「ぶらり探訪」第1回(2月8日付)もご紹介します。
「ゴジラ」の映画音楽や、独創的な管弦楽曲などで有名な作曲家・伊福部昭。幼少時を過ごした音更でアイヌの音楽の影響を受けたと言われます。音更町図書館には資料記念室があります。
2回(2月22日付)帝国繊維の音更亜麻工場跡
3回(3月8日付) NEXCO(ネクスコ)東日本高速道路北海道支社帯広管理事務所
5回(4月12日付)草森紳一の書庫・任梟盧 など
しばらくお休みの後、再開は6回(6月14日付)からだそうです。
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