コロナの第3波が拡がりつつあります。みなさん、お変わりないでしょうか。
とくに北海道の札幌と十勝には、草森さんのご友人たち、また蔵書整理でお世話になっている方々が多いのでとても心配です。
みなさん、くれぐれも、くれぐれも、お気をつけて過ごされますように。こちらでも気をつけます!
今回は、北海道の文芸誌「文芸おとふけ」に草森紳一特集!のニュースです。
上はグラビアページ。書庫「任梟盧」(にんきょうろ)の内部。
「文芸おとふけ」は、音更町文化協会が年一回発行しているもので、50年余り続く大変歴史的な文芸誌。52号の制作にあたっては、コロナのために編集会議もなかなか開けず、たいへんご苦労なさったとお聞きしました。
特集は20ページ分。故郷の同級生や友人たちによる熱い思いのこもった文章ばかりで、草森さんの学生時代が浮かび上がります。2021年にも、草森特集が続くそうです。
それにしても、このような地域に根ざした文芸誌には、書くことの原点があるなあとしみじみ感じました。
編集委員の皆様、ご担当いただいた内田様、ありがとうございました。
十勝毎日新聞2020年10月24日 目次5ページ分をご紹介します。特集は1ページ目です。
- 「文芸おとふけ」52号をご希望の方は、
info@harumi-inc.com (草森紳一蔵書整理プロジェクト)まで
お問い合わせください。
「文芸おとふけ」は1冊500円(送料込700円)。品切れの場合はご容赦ください。
●悲しいお知らせです。
帯広大谷短期大学の元学長、中川皓三郎先生が先月10月20日ご逝去されました。
大変ショックです。草森紳一の蔵書寄贈につきましては、多くの方々からご助力をいただきましたが、中川学長のご見識とご英断なくしては実現は難しかったと思います。
大谷真宗派の仏教学者でいらっしゃいました。おおらかで温かいお人柄が思い出されます。
深い感謝を込め、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
以下は、蔵書を活かす展覧会の告知記事。偶然ですが、中川元学長の亡くなられた日ですね。
写真の背景は、大谷短大のなかに設けられている「草森紳一記念室」です。