その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。 このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。写真 草森紳一

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。 写真 草森紳一

草森紳一は、音更にいた! 『文芸おとふけ』に50ページの特集です。

2021年の大晦日です。

皆さん、どのようにお過ごしでしょうか。

ワヤワヤとあわただしく、ご紹介が遅くなりました。

北海道の音更町文化協会が発行する『文芸おとふけ』53号(11月刊)で、

昨年に続き、草森紳一特集が組まれました。今回は50頁もあり執筆陣も多才で、物書きとして、人として誰も知らなかった草森を知ることができる特集です!

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*巻頭グラビアの見開き左頁は、帯広大谷短期大学4階の「草森紳一記念資料室」。書棚の本は、テーマに合わせて定期的に入れ替えられています。右頁は、寄贈蔵書約3万冊を保管する旧東中音更小学校です。

 

『文芸おとふけ』を読まれた元草森さんの編集者から、

「これはもう回想集『草森紳一は、いた。』の続編ですね。あるいは、『草森紳一は、いる。』か『草森紳一は、音更にいた。』です。(東京の)蔵書プロジェクトが十年以上の時を経て、さらに増殖している感じです」と、うれしいメールが届きました。

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特集担当の内田美佐子さんはじめ編集委員の皆様方、ありがとうございます。

昨年の編集時もコロナ禍のため会議もできず大変だったとお聞きしましたが、引き続いての第2弾、さぞ御苦労なさったことと思います。

特集の他は、音更の方々の随筆や短歌、貴重な郷土史や戦争体験の話なども掲載され、興味がつきません。全目次をご紹介します。

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来年は、ナント寅年。

回想集『草森紳一は、いた。』は、寅年の2010年12月刊でしたから、

ちょうどひと巡りになります。 

少しでも明るく楽しい年になりますように!

皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。

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◎『文芸おとふけ』53号をご希望の方は、

info@harumi-inc.com  (草森紳一蔵書整理プロジェクト)まで

お問い合わせ下さい。送料込み700円でお分けしています。

売り切れの場合はご容赦ください。

 

崩れた本の山の中から 白玉楼中の人