その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。 このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。写真 草森紳一

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。 写真 草森紳一

今日は、北海道の話題です。

  
帯広大谷短大で、草森紳一の蔵書整理に当たられている元帯広図書館館長の吉田真弓氏が、副学長に就任なさいました。おめでとうございます!
また田中学長は帯広市教育委員会の委員長に再任とか。
お二方ともますますご多忙のことでしょう。

このような大役を果たしつつ、草森蔵書の整理も着々と進めて下さり、本当にありがたく思っております。引き続きよろしくお願い申し上げます。(以上は十勝毎日新聞

蔵書整理十勝のボランティア、高山さんからお送りいただいた情報です。
お伝えするのが遅くなり申し訳ありません。ありがとうございました。

また草森さんの親友で詩人・俳人でもある嵩文彦氏からは、北海道新聞の記事をお教えいただきました。

草森さんの門前仲町のマンションの隣にあったレストラン「シサム」。晩年そこで賄い飯をいただくなど大変お世話になったお店です。
そこのマネージャーだった石橋潤志郎氏が札幌に行かれたことは聞いていましたが、なんと、バーを開店されたとか。
回想集『草森紳一が、いた。』では、石橋さんとシェフだった尾形太郎さんのお二人にインタビューして晩年の様子を聞いています。このページを読まれて、涙した編集者もいるほど。

シサムの閉店は2005年。あれから10年以上経ったのですね・・・
お訪ねしてみたいものです。

みなさん、お元気でご活躍ください!

崩れた本の山の中から 白玉楼中の人