十勝の蔵書整理プロジェクトの高山さん、帯広大谷短大の加藤さんから、「草森通信16号」のデータが届きました。ありがとうございます!
冒頭には、ボランティア代表の木幡さんが、去年亡くなられた元学長の中川学長について書かれています。
蔵書寄贈は、2009年11月でした。もう10年以上経つのですね。東京のボランティアの仲間と3人で大学を訪問し、学長室で中川学長、田中教授、永井事務局長とお会いした時のことを、ついこの間のことのように思い出します。
帯広大谷短大では、現在の田中学長、吉田真弓教授らが、(もちろん蔵書整理ボランティアの方々も含めて)変わらない情熱で草森紳一の事業を推進して下さっています。
大学の4階には「草森紳一記念資料室」があって、保管場所から選ばれ、随時展示される草森蔵書2000冊や生原稿などを見ることができます。またネットでも、寄贈蔵書のリストを検索できます。付箋あり、書き込み有等も明示された、実に緻密なリストとなっています。
●草森紳一記念資料室 http://www.oojc.ac.jp/?page_id=6063
「ジャンル別目録リスト」 ※2020年7月31日現在
A:漫画・漫画論 B:日本文学 C:芸術 D:文学
E : 哲学 F:歴史
現在は、Fまで進行中。サイト内のABC~の項目をクリックしていただければ、
壮大なリストを見ることができます。ぜひ楽しんでください。
「草森通信」16号の裏面コラムですが、草森英二さん亡きあと愛敬浩一さんの執筆ですね。2月に『草森紳一の問い』(「詩的現代叢書45」、発行:書肆山住 2400円)をお出しになりました。次回に改めてご紹介させていただきます。 ―――――――――――――――――――――――――――――
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☆大学内の草森蔵書サイト
「草森紳一記念資料室」 http://www.oojc.ac.jp/?page_id=6063
☆愛敬浩一著『草森紳一の問い』(「詩的現代叢書45」として2月18日刊 2400円)