その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。 このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。写真 草森紳一

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。 写真 草森紳一

草森紳一書き出し劇場9 『食客風雲録』(中国篇・日本篇)

  

久々の書き出し劇場は、『ユリイカ』の1990年4月号から92年6月号まで連載された『食客風雲録』です。
ともに青土社から1997年11月に出ています。装丁は南伸坊氏。
ご本人によれば「雑誌発表時は、スケール比較のため中国と日本と交互に執筆。単行本では分冊。
運あらば初出時に戻したい」(en-taxi 2005年9月号より)とのお気持ちだったようですね。

書評はたくさん出ましたが、川上弘美書評集『大好きな本』にも入っていることを
2011年5月28日付けブログ彷書月刊』特集「草森紳一の右手」にいただいたコメントで知りました。
コメント欄をお読みいただければ。

上が中国篇、下が日本篇です。本書の目次などは、草森紳一HP「白玉楼中の人」で見ることができます。
(見開きの画像はクリックすると大きくなります。)

  

崩れた本の山の中から 白玉楼中の人