2005年に文春新書で出版され、話題を呼んで版を重ねた草森紳一の『随筆 本が崩れる』。
たった一人、マンション内に増え続ける本たちと共生し、雪崩のように崩れた本にお風呂場に閉じ込められた日の一部始終をつづった「本が崩れる」、野球少年だった頃を回顧する「素手もグローブ」、荷風の晩年と自らを重ね合わせる「喫煙夜話」。
3本の名随筆に今回5本の随筆が加わり、中公文庫から出版予定です。本文はもとより、新たな装丁、解説も見ごたえ、読み応え十分。中公文庫の『随筆 本が崩れる』ご期待ください!!
11月21日中公文庫の『随筆 本が崩れる』増補版が、全国書店で発売!! お楽しみに!!