その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。 このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。写真 草森紳一

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。 写真 草森紳一

草森紳一没後10年。『明日の王』(あすのおう)が未知谷から出版されます!

夏の初めころ、草森さんの執筆リストの作成をしていたとき、整理中の本や生原稿のなかにゲラの束が見つかりました。
帯広柏葉高校の同級生で詩人、嵩文彦氏の「明日の王」についての評論でしたが、どうしても掲載誌がわかりません。直接、嵩氏にお尋ねしたところ、ご本人もまったくご存じない未発表の原稿だったのです。

あれから半年。
嵩文彦氏のご尽力と、未知谷の飯島徹氏のご決断で、『明日の王』が共著で(詩・嵩文彦 評論・草森紳一)とうとう出版されることになりました。

没後18冊目の刊行になります。どんな本になるのでしょうか……とても楽しみです。

出版は1月中の予定とか。早い!

ご注文の方は、未知谷かこのブログ宛ご連絡ください!

2017年7月26日のブログでもお伝えしましたが、北海道新聞が採り上げてくださった記事を再度ご紹介します。
 

崩れた本の山の中から 白玉楼中の人