東京は、桜の季節が終わり、新緑の季節が始まりました。
皆さんお元気でしょうか。
「草森紳一蔵書整理プロジェクト十勝」による
「草森通信」4号が出ました!
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お知らせが遅くなってしまいましたが、
小幡さん、高山さん、内田さん、プロジェクトの皆さん、吉田先生、ありがとうございます!!
2ページですが、ますます充実してきた印象がありますね。執筆のほかにデザインや校正などに
携わってくださっている方々にも感謝です。
著作紹介欄のM・T氏の元原稿には、歌人の名前が入っていたとか。
スペースの関係上入らなかったそうですが、許可を得て、ご紹介させていただきます。
「草森さんは、この本の「己れの無残を見むか」という一文で中城ふみ子を評している。
郷土の歌人についての文章は、21〜22歳時に「辛夷」に載った市川よし子・大塚陽子・嵯峨美津江・野原水嶺論以来か。
野原水嶺が下音更中で国語を教えたことから中城ふみ子を知って、街を歩いても「少年の想像力」でその存在が脳裏をよぎり、
実家の呉服店の脇をすり抜ける時は「いたずらに足がすくんだ」と 書く。その死を知るのは新聞からで、高1の夏のことという。(M・T)」
野原水嶺(のはらすいれい)は、草森紳一の中学校時代の国語の先生でした。
野原水嶺と草森紳一については、2013年6月6日のブログでご紹介しています。
http://d.hatena.ne.jp/s-kusamori/20130606/1370511951
内田美佐子氏の評論「十勝が生んだ真の知の巨人、「草森紳一」と辛夷の歌人たち」も読むことが
できます。