その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。 このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。写真 草森紳一

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。 写真 草森紳一

草森執筆リスト、只今作成中

遅々とした歩みですが、草森紳一全執筆リストを作成中です。
今年の七回忌に、50〜60年代分だけを早急にまとめ、出席して下さった方にさしあげました。

1955年〜1969年までA4サイズで25ページあります。校正が途中ですが下記に11頁目、13頁目をアップしてみます。

この時代の主なテーマは、マンガと写真評論ですが、1965年の『現代詩手帖』9月号から「垂翅の客 李長吉伝」連載スタート、1968年の『コマーシャル・フォト』2月号からCM論、同年『デザイン』9月号から「江戸のデザイン」をスタートさせています。

13頁に出てくる『無限』の「座談会・唐代の詩人たち」には、草野心平高橋和巳中村真一郎西脇順三郎に並び、29歳の草森紳一が(奥野信太郎氏の代理ですが)出席。時代の息吹が伝わります。

(画像をクリックすると大きくなります。内容について何かご意見があればご教示いただければ幸いです。またリストご希望の方はー―まだ60年代の作成中ですがーーご連絡ください)

崩れた本の山の中から 白玉楼中の人