その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。 このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。写真 草森紳一

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。 写真 草森紳一

原田憲雄訳注『李賀歌詩編』の草森書評をご紹介!

調べたいことがあって、先日日本中国学会にお尋ねごとをしました。
いただいたご返事の中に、原田憲雄訳注『李賀歌詩編』(平凡社)の草森紳一による書評(『文学界』1999年8月号掲載)のコピーが入っていました。
なんとまあ、ありがたい!

原田先生は、草森紳一が26歳のときに荒井健先生からご紹介いただき、以後ずっと敬愛した李賀の研究者です。
90歳を越えていらっしゃいますが、回想集『草森紳一が、いた。』には追悼文を、『李賀 垂翅の客』(芸術新聞社)には跋文をお書き下さいました。

『李賀歌詩編』の書評をご紹介します。気を利かせて送って下さった事務局のMさん、ありがとうございました!

(文末のお隣は田中真澄さんの原稿ですね。「週刊ポスト」で蔵書の中で亡くなった二人として草森さんと共に採り上げられた
映画史の研究家。お盆は終わりましたが、あちらで楽しくやってらっしゃるでしょうか)


   

  

崩れた本の山の中から 白玉楼中の人