その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。 このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。写真 草森紳一

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。 写真 草森紳一

楽しい12月を!



12月が始まっています。
イギリス南部の港町で見つけた貝のリース。ステキでした。

草森紳一の本ですが、今年没後13冊目の『その先は永代橋』(幻戯書房)が出て、その他刊行が決まっているものが数冊あるのですが、暗礁に乗り上げているようです。
なんとか予定通り出してほしいものですが…

ぺらぺらと「週刊朝日」(12月12日付け)を見ていると、見開きに草森さんのご友人たちが並んで登場! 右ページは坂崎重盛氏の「最後の読書」、左ページは高橋睦郎氏の連載「季を生きる 週間うたごよみ」です。
先日新幹線に飛び乗る時、久々に買った「週刊朝日」(11月14日付)では、『その先は永代橋』の跋文執筆の平山周吉氏を発見。「昭和天皇実録」を読み解く8――「よもの海」は平和の歌か、という大きなテーマでした。
勇気をいただきますね。さえない気分でぐずぐずしている自分が情けない。

今日はホッとするような暖かい日でしたが、夕方になるにつれて冷たい風が吹き始めました。
皆さん、くれぐれも体調にお気をつけて。少しでも良い年を迎えられるように励みましょう。

崩れた本の山の中から 白玉楼中の人