NHKの朝ドラ、「ごちそうさん」にはまっていたせいか、「花子とアン」はちょっと期待はずれ。
女学校を卒業するまでは楽しく見たけれど、その後、ストーリーの芯が、その都度ぶれるせいか…演出も脚本も迷走中のように思う。ただ収穫は、村岡花子と白蓮との関係を知ったこと。
草森紳一の遺した資料の中に、白蓮のスキャンダルを報じた新聞記事のコピーや、白蓮著『短歌教室 だれでも歌人になれる』という小冊子など、白蓮と父の柳原前光(さきみつ)に関する資料が50点近くあった。
資料は帯広大谷短期大学に寄贈してしまったので、写真をお見せできないのが残念だけれど。
これらは『書画の娯しみ』(可成屋)に連載していた「書画で読み解く人間ドラマ」執筆のための資料だった。
柳原前光と白蓮は、2002年6・7月号から2003年2・3月号(16号〜20号)に掲載されているので、可成屋さんにご了解をいただいてご紹介します。16号、17号分は下記に。18号以後は次回にアップします。
(因みに『草森紳一が、いた。』には可成屋の金成社長と田中編集長の回想が掲載されていますので、ご一読いただければ。)