その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。 このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。写真 草森紳一

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。 写真 草森紳一

時が流れていきます。蔵書プロジェクト十勝から

北海道・音更町の蔵書ボランティア、内田さんから春の便りが届きました。
4月15日付けですが、最低気温が0度になり、昼間は16度のときもあって、
クロッカス、水仙ムスカリが咲き始めたそうです。
「〜〜でもまだ雪が降ることでしょう。5月の初めにも降りますから」とありました。

木幡さんには久しぶりにお電話。毎月第4土曜日が活動日だそうで、いろいろなお礼を兼ねて私の故郷の老舗のお菓子(NHKの大河ドラマ黒田官兵衛」に合わせて発売された胡麻入くるみ餅)がなかなか好評なので、皆さんにお送りするとお伝えしました。

高山さんからは3月4日付け北海道新聞を送っていただきました。草森さんの3万冊を越える蔵書寄贈のきっかけを作って下さった吉田さんがコラムで草森さんのことに触れていますよと。(ご紹介が遅くなってしまいました。すみません!高山さん)

吉田さんは、帯広市図書館の館長を退任され、現在は帯広大谷短大で教えていらっしゃいます。同じ新聞に、帯広大谷短大の中川学長が退任され、田中先生が新学長にとの記事も掲載されていました。中川学長のご決断で草森さんの本たちは海を渡り、音更を終の住処とすることになったのです。もう4年半が経ちます。

本当にありがとうございました。寂しくなりますが、新学長はじめ吉田様、ボランティアの皆様のお力で、蔵書整理も進んでいくでしょう。これからもどうぞよろしくお願いいたします!

 

崩れた本の山の中から 白玉楼中の人