『週刊ポスト』4月13日号が、本日郵便受けに入っていました。
表紙の栗山千明さんがすばらしく美しい!
第265回「ニュースを見に行く! 現場の磁力」の現場は、“永代橋”です。
「本に埋もれて死んだふたりの男」というタイトルで、草森紳一と田中眞澄氏(小津安二郎の研究者)が採り上げられています。
3月半ば頃「蔵書整理とその行方」という内容でおうけした取材でしたが、実際には本に絡むふたりの物書きの生き方がテーマでした。
要素の多い内容ですが、うまくまとめられ読み応えがあります。田中眞澄氏という人も自らの業に殉じた方だったようです。
草森紳一も田中眞澄も編集者に慕われ、編集者の作った著作はそれぞれの読者の方へ、そして膨大な蔵書は北の大地とフィルムセンターへと、現場を変えつつお二人の魂が生き続けて行くのは素晴らしいですね。