『QJ』(クイック・ジャパン)の2004年7月号から約3年間連載された「記憶のちぎれ雲」が、本の雑誌社から出版されることになりました。(左は、第5回掲載号)
登場するのは、真鍋博(イラストレーター)、古山高麗雄(編集長、作家)、田中小実昌(翻訳家、作家)、中原淳一(画家、編集長)、伊丹十三(エッセイスト、映画監督)たち。草森紳一が物書きとして歩き始めたころに出会った彼らの素顔が語られるとともに、草森の自伝といった趣もあります。
亡くなってから出版される10冊目の本になります。出版が決まるまでには難関がたくさんありますが、元担当編集者のご尽力と版元の担当者のご努力で没後も本が世に出続けるのは本当にありがたいことです。
刊行日が決定したらお知らせします。お楽しみに!
あ、それから8月のお盆をはさんで、茅場町の森岡書店で草森さんによる永代橋の写真展(小さなサイズの写真ですが)が開催予定です。これも詳細が決まったらお知らせします!