その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。 このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。写真 草森紳一

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。 写真 草森紳一

『QJ』連載の「記憶のちぎれ雲」が出版予定です!


 『QJ』(クイック・ジャパン)の2004年7月号から約3年間連載された「記憶のちぎれ雲」が、本の雑誌社から出版されることになりました。(左は、第5回掲載号)
 登場するのは、真鍋博イラストレーター)、古山高麗雄(編集長、作家)、田中小実昌(翻訳家、作家)、中原淳一(画家、編集長)、伊丹十三(エッセイスト、映画監督)たち。草森紳一が物書きとして歩き始めたころに出会った彼らの素顔が語られるとともに、草森の自伝といった趣もあります。
  亡くなってから出版される10冊目の本になります。出版が決まるまでには難関がたくさんありますが、元担当編集者のご尽力と版元の担当者のご努力で没後も本が世に出続けるのは本当にありがたいことです。
 刊行日が決定したらお知らせします。お楽しみに!

 あ、それから8月のお盆をはさんで、茅場町森岡書店で草森さんによる永代橋の写真展(小さなサイズの写真ですが)が開催予定です。これも詳細が決まったらお知らせします!

崩れた本の山の中から 白玉楼中の人