その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。 このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。写真 草森紳一

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。 写真 草森紳一

草森通信23号、愛敬氏の新著、任梟盧のニュースなど

2023年1~2月のニュースをお伝えします! 

遅くなってしまい、申し訳ありません。いつも「草森通信」をお送りくださる帯広大谷短大の加藤さん、蔵書ボランティアの高山さん、ありがとうございます!

司書の加藤さんは、大学の地域連携推進センター生涯学習室、附属図書館[草森紳一研究推進室]のご担当。高山さんは、大学が主導する十勝の「草森蔵書ボランティア」の副会長です。会長の木幡さんをはじめとする皆さんが、蔵書の目録作りや展示など関連イベントの活動に携わっていらっしゃいます。

全体をまとめて下さっているのは特任教授の吉田先生(元帯広市図書館館長)。

現在、学長を務められている田中厚一先生に、草森紳一蔵書整理プロジェクト(東京)の円満字さん、中森さんと一緒にお目にかかってから早や14年が経ちます。信じがたいですね。

今年は草森紳一が亡くなってから15年、山あり谷ありの日々でアッという間に過ぎました。東京と十勝での息の長い活動を、本当にありがたく思います。

 

「草森通信23号」(1月31日発行)

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●著作欄で紹介されている『絶対の宣伝 ナチスプロパガンダ』の復刻新版(文遊社)については、以下でご紹介しています。

s-kusamori.hatenadiary.org

草森書庫の任梟盧(にんきょうろ)にブッククラブ誕生!

任梟盧の管理人・佐藤さんのブログ「草の森大冒険」をご覧ください。2011年8月31日から始められ、途中休載もありますが、現在も継続中。

2011年のものは、草森さんの弟さんである英二さんも登場されて、写真もあったような気がするのですが・・・レイアウトを変更されたようですね。ともあれ、ぜひご購読を。ブッククラブはまず4名でスタートだそうです。皆さんすばらしい!

ninkyoro.hatenadiary.org

ninkyoro.hatenadiary.org

 

愛敬浩一氏の第二弾、『草森紳一「以後」を歩く』(洪水企画刊)

 

昨年5月に出版された『草森紳一の問い』から、まだ半年しか経たないのではないでしょうか。前著についてもご紹介しましたので、ぜひご覧ください。

  https://s-kusamori.hatenadiary.org/entry/2022/08/06/172122

きっと第三段も出るのでしょう。楽しみです。大洪水!  

*お問合せとご注文先

書店扱いもありますが、発行元に直接注文もできます。

愛敬浩一著『草森紳一「以後」を歩く』(2023年1月10日刊) 税込み1980円

  発行:洪水企画 info@kozui.net /   TEL&FAX   0463-79-8158

訃報について

昨年は、私の大学時代からの親友をはじめ、公私ともに大切な人を喪いました。
草森さんと親しかった矢崎泰久さん、岡晴夫先生も亡くなられ、ショックがまだまだ消えません。あらためてまたご報告いたします。 

崩れた本の山の中から 白玉楼中の人