2015年4月4日の姫路城。お濠の水面に映る姿が美しいですね。
平成の大修理が終わり、グランドオープンした姫路城が人気です。
天守閣への1日の入場整理券1万5千は、4月3日に達成とか。
桜の花の下に並ぶ2時間待ちの人々を見ましたけれど、
富姫様はどこかにお隠れでしょうか。
大昔、3、4歳のころに入ったお城の中はひんやりとして薄暗く、鬱蒼とした樹々と石垣にまといつく苔のにおいに包まれました。私にとって「城」は、あのもののけがどこかに潜んでいるような気配がなければ。あの頃は確かに、富姫様と精霊たちが城内を暗躍していたと思うのですが・・
さて、草森蔵書の中にあった姫路関連のものですが、2009年入力の目録によれば、
『森田節斎と姫路』武雄豊太著/1926(大正15)/(姫路)非売品/蔵書印あり
『播州尚友伝 新宮涼庭言行録』黒本植/稼堂叢書刊行会1932(昭和7)
『姫路藩勤皇志士の歌』穂積勝次郎著/姫路文化研究会1942(昭和17)
『播磨造船所50年史』1960(昭和35)
『姫路藩の藩老 河合寸翁伝』穂積勝次郎著/1972(昭和47)/非売品 (8000円で購入?)
『姫路城 写真ガイド』文 船知慧・写真 北村泰生/神戸新聞出版センター 1981(昭和56)
『ああ播磨灘 1 〜28』 (モーニングKC) さだやす圭著/講談社 1991(平成3)
『播磨の風土と文化 姫路文学館への招待』姫路文学館 1991(平成3)
『石川島播磨重工業社史(2冊、箱)』石川島播磨重工業 1992(平成4)
『有栖川宮と龍光院殿 福岡県初代知事と姫路・中津城主福岡藩祖黒田如水』荻野忠行著/梓書院 2002(平成14)などがあります。
黒田官兵衛(黒田如水)に関する本もありますね。
『森田節斎と姫路』には蔵書印があって、草森さんにとって特別な本だったようです。
蔵書は音更町の帯広大谷短大に送りましたので手元にはありませんが、どんな内容なのでしょうか。
ちなみに森田節斎は、幕末の儒学者、漢詩人です。