写真は、播磨国総社です。お正月にお参りし、2度目、夕方に行った時のものです。
平清盛が、播磨の守に任ぜられるシーンがNHKの大河ドラマ「平清盛」でありました。
父親の忠盛も播磨の国司でしたが、当時豊かなこの地を受領することは公卿に昇進する第一歩の格式の高いものだったようです。
今年総社では、20年に一度の三ツ山大祭が行われます。(3月31日〜4月7日まで)。
こんなサイトも見つけました。http://www.aurora.dti.ne.jp/~atorasu/p05/essey210.html
草森さんが播磨を訪れたのは5回だったと思います。
林田藩の儒者で幕末の志士であり漢詩人でもあった河野鉄兜のお墓を見るために行った姫路の奥地にある林田は、実に美しいところだったと書いています。
明日は日曜日ですが、暮れに「平清盛」が終わってしまい、「イ・サン」も終わり、とてもさびしい。
「〜清盛」は、弟のプラズマテレビの巨大画面に負けることなく、俳優の演技、演出も美術も衣装も音楽も、もちろんカメラも、全てがとても完成度が高く、
久々に唸りながら見入りました。人間の業というものを真正面から描いた脚本の密度もすごかった。
瀬戸内の海のあのきらめき、草原の、まるで生き物のような草の動き、小動物のショットなども古代の暮らしを彷彿とさせ、素晴らしく美しく生き生きしていて、唸りっぱなしの私には、わが兵庫県知事が2度にもわたってこのドラマを「汚い」と言われたことは、ハテナ??でした。