その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。 このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。写真 草森紳一

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。 写真 草森紳一

草森紳一の、蔵書リストと著作リストは・・・

先日、「草森さんの目録はネットにアップされていますか?」というお尋ねをいただきました。残念ながら未だです。
東京での目録入力は、2009年の4月末に終了しました。
その後は寄贈先の交渉と寄贈がそれに続き、目録の校正→ 完全原稿→ 一般公開は寄贈先の帯広大谷短期大学にお任せすることになりました。

蔵書整理のみなさんの努力の結晶である3万冊余りの目録データは圧巻。まさに「書物の海」を泳ぐ気分です。
古今東西の本があって、しかも草森紳一の痕跡本。データを寝かせておくのももったいなくて、一部分でもアップしたいと思いましたが、
やはりきちんと校正を終えたものを公開すべきということになりました。音更での作業が終わるのを楽しみにお待ちしましょう。

蔵書リストより著作リストの方こそ作成すべきでは、というご意見もどこかでお読みした記憶があるのですが、
全執筆リストも、2011年2月にはほぼ出来上がっています。
ただこれも校正がまだです。
いろんな事情があるのですが、なんとかやり遂げねばと思っています。


7月16日の空です。風のせいか、とてもドラマティックな夕暮れでした。

崩れた本の山の中から 白玉楼中の人