その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。 このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。写真 草森紳一

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。 写真 草森紳一

草森紳一の七回忌

前日までの突風や肌寒さがうそのようにうららかな日となった3月15日、七回忌の法要が光圓寺さんで執り行われました。
七回忌とあって、生前本人と、また遺族とも交流のある人に限っての集い。年配の矢崎泰久氏や高橋睦郎氏もお元気で出席され、草森さんの人徳がしのばれる気持のよい法要でした。

当日になって、ひどい風邪で渡部幻さんが参列できなかったのは残念。
以下は娘のフェイスブックでのコメントの抜粋です。

「三月十五日、無事に父の七回忌の法要を終えました。孤高の人と思われていた父が亡くなってからというもの、びっくり箱が開いてしまったような出来事の連続で、あっという間に過ぎた6年間。でも振り返れば、たくさんの愛しいご縁が育まれて多くのことが達成されていた、実り豊かな時間となっていました。これも父の役得からきた恩恵というかなんというか・・・・。前日までは錚々たる参列者の顔ぶれに緊張ぎみだった私も、快晴にめぐまれて気分までほがらかに過ごすことができました。ありがとうございます。合掌。」

本日3月19日は命日になりますが、この6年間の成果は、3万冊余の蔵書整理と寄贈、帯広大谷短大草森紳一記念室開室、回想集『草森紳一が、いた。』の出版、なんと没後刊行の本は12冊です!!

崩れた本の山の中から 白玉楼中の人