その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。 このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。写真 草森紳一

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。 写真 草森紳一

北海道・帯広大谷短大の田中先生から、ニュースです!(蔵書整理プロジェクト十勝NO.12)

門前仲町にあった草森蔵書を寄贈した帯広大谷短大では、音更町とともに生涯学習オープンカレッジの活動も行っていらっしゃいます。
次期の開講式(6月8日)では、北海道大学名誉教授で北海道文学館理事長の神谷忠孝先生が〈十勝の中の草森紳一〉と題した記念講演をされるそうです。
神谷先生は草森さんとは同学年で、回想集『草森紳一が、いた。』に草森のダダ的一面という興味深い文章をお寄せ下さいました。
また寄贈についてもご尽力くださいました。
「生前の草森先生との思い出、あるいは文学的価値など多方面からお話がいただけるものと楽しみにしています」と田中先生。
お近くの方はぜひ講演を聞きに行ってください。田中先生、ぜひレポートをよろしくお願いいたします!

また田中先生は、生涯学習センターの紀要にアニメの論文と草森蔵書に関する経緯をまとめた文章を掲載なさる予定とか。
これも楽しみにお待ちしましょう。

崩れた本の山の中から 白玉楼中の人