寒い、寒い、寒い!
皆さん、お元気でしょうか。
このところのひどい乾燥状態で、とうとう喉をやられてダウンしていました。
草森紳一さんは北国生れですが寒さに弱く、「風邪を防ぐにはこうするんだ」と手で鋭くバツバツ(××)と空を切って、邪気を払う動作をよくされていました。
今年は、そのおまじないをやるのを、ちょっと忘れていましたね。
お正月の帰省中にジュンク堂で、円満字二郎さんの新刊『政治家はなぜ「粛々」を好むのか』(新潮選書)を発見。
ちょっと難しそう…と思ったのですが、目次を開いてみれば「お堂と“堂々”は関係あるか?」「“悠々”としていても見つからない」「最後の最後に“颯爽”と登場?」など読まずにはいられない見出しの数々。中国で生まれた漢字の出自と、日本人の我らのもとにたどりつく過程が、まるで謎解きのように、かつイメージ豊かに語られてとてもおもしろい! ぜひご一読下さい。
草森さんの蔵書整理のときは、難解な文字が出てくると、みんな円満字さんのところに飛んでいったものですが、フランス語については蔵書整理のもう一人の中心だったLIVING YELLOWさんにお尋ねしたものです。ですがYELLOWさんは、英語の“きっと上手くいく10の解決法シリーズ”『心配性』、『自信をはぐくむ』(創元社)も翻訳されています。心配性の人が『心配性』を??とボランティア仲間とからかったものです。心配性にお悩みの方は、ぜひどうぞ。
(誰かが持ち帰ったのか…本の写真がなくてスミマセン)