この5月末に出たばかりの関川夏央氏の新刊『文学は、たとえばこう読む 「解説」する文学2』(岩波書店)は、「本の山が崩れて遭難した人――草森紳一とその蔵書」の一文から始まります。目次の前に置かれた序文の扱いです。
元々は「週刊ポスト」の連載「やむを得ず早起き」に掲載されたもの。単行本『夏目さんちの黒いネコ やむを得ず早起き2』(小学館)にも再録されていますので、正確には再再録。
草森さん、巻頭の居心地はいかが? お教えくださった細井さん、ありがとうございました!
『季刊 詩的現代』(詩的現代の会)の9号「特集 そうだ、文学館へ行こう」でも、愛敬浩一氏が「白玉楼中の人 草森紳一記念館」を書いていらっしゃいます。