その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。 このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。写真 草森紳一

「もの書き」草森紳一の蔵書約3万冊は、2009年11月故郷の帯広大谷短期大学に寄贈されました。このブログでは、以後の草森紳一関連ニュースをお伝えしていきます。 写真 草森紳一

音更(おとふけ)に建つ文化財・草森書庫

このブログでもおなじみの「十勝毎日新聞」。

1919年に「帯広新聞」として創刊。翌1920年に「十勝毎日新聞」と改称され、以後、地域活性化の源となって今年、創刊102年を迎えた歴史ある新聞社です。

でも印象は、とても若々しく元気。新聞以外の様々なメディアや事業活動にも積極的だからかもしれません。

 

そして今年2月、なんと草森さんのご実家の近くに「音更支局」が開局(5つ目の支局とか)。書庫・任梟盧(にんきょうろ)取材のご依頼をいただきました。

 以下、開局記念の新企画(音更町を)「ぶらり探訪」第5回より。

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十勝毎日新聞2021年4月12日付

ご取材下さった支局長は、「文化遺産云々といった文化的な価値は別として、私は、あの場所に行ってみて、草森氏がまだ生きていて、あそこで本を読んだり、文章を執筆したりしているのではないかという気持ちにさせられました」とのこと。

人やさまざまな出来事に接し、記事を書く人ならではの想像力あふれる言葉でしょう。とくに任梟盧の空間には、草森さんだけではない3万人の著者たちの魂が宿っていて、訪れる人の創造力を啓発してくれるのだと思います。

内形支局長、ご取材ありがとうございました!

 

◎草森英二さんも亡くなられたいま、任梟盧の主もいなくなりました。カッコよく修理をして、この貴重な書庫と本たちを生かしていくアイデアは絶対あるはずと思います。ご関心のある方、ご助言をいただける方は、ぜひコメント欄宛ご連絡いただければ幸いです。

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音更町の「ぶらり探訪」第1回(2月8日付)もご紹介します。

ゴジラ」の映画音楽や、独創的な管弦楽曲などで有名な作曲家・伊福部昭。幼少時を過ごした音更でアイヌの音楽の影響を受けたと言われます。音更町図書館には資料記念室があります。

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2回(2月22日付)帝国繊維の音更亜麻工場跡

3回(3月8日付)  NEXCOネクスコ東日本高速道路北海道支社帯広管理事務所

4回(3月22日付)音更町交通公園(蒸気機関車設置)

5回(4月12日付)草森紳一の書庫・任梟盧  など

しばらくお休みの後、再開は6回(6月14日付)からだそうです。

●記事は掲載許可済です●

  

小さな事故でも気をつけて!

なかなか投稿できず、あっという間に5月も残り1週間です。

コロナの変異株がますます猛威を奮っていると言うのに、

五輪開催に突き進む政府。まるで戦前の日本のように思え、ストレスが絶えません。

みなさん、くれぐれも感染対策に気を配り、なんとか乗り切って参りましょう。

 

ところで私事で恐縮です。

ちょうど一ヵ月前の夕方、人もまばらな交差点のど真ん中で、大激突!

車ではなく、人と人で、不幸中の幸いでした・・・

対向の男子は、ちょうど後ろを向いて歩いてたそうで、

私は1メートルぶっ飛んだそうです。

ものすごい衝撃を受けて倒れ、

駆け寄って下さる通行人の声と車の騒音で我に返りました。

左手首に激痛があり、変形しているように見えました。

(後で、手首骨折とわかる。その他数カ所の強打も)

すぐそばに交番があって、救急車の対応も早かったのが幸運でした。

 ・教訓1――まず当事者同士は交番に。正確な記録(状況と連絡先)を残す。

 ・教訓2――救急車、病院では強打の箇所、気になる点をすべて話す。

 ・教訓3――頭、腰など外傷なくても徹底検査。強打の影響は、後日現れる場合があ  

       る。

こんな時期に救急車なんて申し訳ないと思いましたが、助かりました。

また先方の保護者の方が、すぐに病院へ来てくださり、保険会社からの連絡もあって、誠実な方らしくホッ。逆の立場になる場合だってあるのですから、得難い体験でした。

 まだまだギブスは外せず、不自由な日々ですが、みなさまもお気をつけて。

 

・・・そういえば、大昔、草森さんから「今日、車とぶつかってね。熱が出てきたようだ」と電話があって、即、車の手配をすると「半日経つ? 熱? ダメかも」と言われ、慶応病院の救急外来に駆け込んだことがありました。

結局、熱はなく、医者が不機嫌になっただけですみましたけれど。

 

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私は、この横断歩道のすぐそばの広い交差点で、激突!でした。



愛敬浩一著『草森紳一の問い』が出ました! 草森没後の19冊もご紹介!

一昨日の3月19日は、草森紳一の命日でした。

去年、東京の光圓寺さんで十三回忌の法要を行うつもりでしたが、コロナが広がり始めていたため、やむなく延期に致しました。ご高齢にもかかわらず矢崎泰久氏や、高橋睦郎氏ほか、ご友人や、編集者の方々からご出席のご返事をいただいていたのですけれど。 

今年も、皆さんと集うことはできませんでした。とても残念です。

 

でもよいニュースもあります。

昨年の今頃、札幌の美術評論家、柴橋伴夫氏から『雑文の巨人 草森紳一』(未知谷)をお送りいただきました。草森紳一についての、初の評論集です。

 そして今年も、群馬の詩人、愛敬浩一氏から『草森紳一の問い』(書肆山住)をお送りいただきました。草森論が2冊出版されたことになります!

草森紳一の問い』、ですか・・・大昔、草森さんとちょっとしたやりとりがあった時、「学問の意味知ってるの?? 問いを学ぶってことだよ!!」と言われたことを思い出します。

愛敬浩一氏と柴橋伴夫氏ーーまったくタイプの違うお二人ですね。2冊の草森論をぜひ読み比べてください。

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愛敬様からは時折「詩的現代」をお送りいただいていましたが、今回はこんな本も。

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まずは『草森紳一の問い』(本体2400円+税)から、拝読しましょう!

ご購入ご希望の方は、

 ◎詩的現代出版部 〒370-2314群馬県富岡市田篠1280-85にご連絡下さい。   

      info@harumi-inc.com 草森紳一蔵書整理プロジェクトでも受け付けます。

 ◎ちなみに『詩人だってテレビも見るし、映画へも行く』、『愛敬浩一詩集』はとも 

  に土曜美術社出版販売刊 TEL03-5229-0730です。(本体1400円+税)

 

 ●『雑文の巨人 草森紳一』は、去年のブログでご紹介しています。

 『雑文の巨人 草森紳一』(柴橋伴夫著・未知谷刊) 初の草森紳一論集です! - その先は永代橋 草森紳一をめぐるあれこれ

草森紳一の没後刊行本と、その跋、解説について● 

お二人の草森論を読んでいますと、つい他の方は?と思ってしまい、没後に出版された本の跋文を調べてしまいました。没後まもなくの文章からは、ひたひたと悲しみが伝わってきます。また、共著一冊を含み没後出版数が19冊にもなるのも、編集者の方々の熱い思いが伝わってきて感慨深いものがあります。以下もぜひお読みいただければ。

                          2021年3月現在。復刻版に掲載されている草森の跋(ばつ)は省略しています。跋、跋文は                            書物の最後にある文章のことです。 

  1)『夢の展翅』青土社、2008年7月刊

     ―― 跋 川崎賢子

2)『不許可写真』文藝春秋(文春新書)、2008年8月刊

     ―― 跋、解説なし

3)『「穴」を探る 老荘思想から世界を覗く』河出書房新社、2009年2月刊

     ―― 跋、解説なし

4)『中国文化大革命の大宣伝(上)』 芸術新聞社、2009年5月刊

     ―― 跋 草森紳一さんのこと 天野祐吉

 5)『中国文化大革命の大宣伝(下)』芸術新聞社、2009年5月刊

     ―― 跋 墨東有書鬼 椎根和

6)『フランク・ロイド・ライトの呪術空間 有機建築の魔法の謎』フィルムアート 

  社、2009年7月刊

     ―― 追悼文的・跋<ライト・ツアー> 大倉舜二

7)『本の読み方 墓場の書斎に閉じこもる』河出書房新社、2009年8月刊

     ―― 跋、解説なし

 8)『古人に学ぶ 中国名言集』河出書房新社、2010年2月刊

     ―― 跋、解説なし

 9)『文字の大陸 汚穢の都 明治人清国見物録』大修館書店、2010年4月刊

     ―― 編集者ノート 円満字二郎

 10)『勝海舟の真実 剣、誠、書』河出書房新社、2011年6月刊

     ―― 跋、解説なし

 11)『記憶のちぎれ雲 我が半自伝』本の雑誌社、2011年6月刊

     ―― 跋 山口隆

 12)『李賀 垂翅の客』芸術新聞社、2013年4月刊

     ―― 跋 原田憲

 13)『その先は永代橋幻戯書房、2014年5月刊

     ―― 跋 好奇心という病の実況中継 平山周吉

 14)『絶対の宣伝 ナチスプロパガンダ1 宣伝的人間の研究 ゲッベルス

     文遊社、2015年7月刊

     ―― 解説 宣伝が絶対である 片山杜秀

15)『絶対の宣伝 ナチスプロパガンダ2 宣伝的人間の研究 ヒットラー

    文遊社、2015年12月刊

     ―― 解説 色男と制服 池内紀

 16)『絶対の宣伝 ナチスプロパガンダ3 煽動の方法』文遊社、2016年5月刊

     ―― 解説 空虚な自己宣伝としての政治運動 長谷正人

17)『絶対の宣伝 ナチスプロパガンダ4 文化の利用』文遊社、2017年1月

     ―― 解説 文化のデモンストレーション 松岡正剛

 18)『「明日の王」詩と評論』(嵩文彦と共著)未知谷、2018年2月刊

     ―― 跋、解説なし

 19)『随筆 本が崩れる』中公文庫、2018年11月刊

     ―― 解説 六万二千冊の「蔵書にわれ困窮すの滑稽」 平山周吉 

 

 

「草森通信16号」出ました! 草森蔵書データについてもお伝え!

十勝の蔵書整理プロジェクトの高山さん、帯広大谷短大の加藤さんから、「草森通信16号」のデータが届きました。ありがとうございます!

 

冒頭には、ボランティア代表の木幡さんが、去年亡くなられた元学長の中川学長について書かれています。

蔵書寄贈は、2009年11月でした。もう10年以上経つのですね。東京のボランティアの仲間と3人で大学を訪問し、学長室で中川学長、田中教授、永井事務局長とお会いした時のことを、ついこの間のことのように思い出します。

 

帯広大谷短大では、現在の田中学長、吉田真弓教授らが、(もちろん蔵書整理ボランティアの方々も含めて)変わらない情熱で草森紳一の事業を推進して下さっています。

大学の4階には「草森紳一記念資料室」があって、保管場所から選ばれ、随時展示される草森蔵書2000冊や生原稿などを見ることができます。またネットでも、寄贈蔵書のリストを検索できます。付箋あり、書き込み有等も明示された、実に緻密なリストとなっています。

   ●草森紳一記念資料室  http://www.oojc.ac.jp/?page_id=6063

     「ジャンル別目録リスト」 ※2020年7月31日現在

      A:漫画・漫画論   B:日本文学   C:芸術   D:文学 

                      E : 哲学   F:歴史 

            現在は、Fまで進行中。サイト内のABC~の項目をクリックしていただければ、    

   壮大なリストを見ることができます。ぜひ楽しんでください。

 

「草森通信」16号の裏面コラムですが、草森英二さん亡きあと愛敬浩一さんの執筆ですね。2月に『草森紳一の問い』(「詩的現代叢書45」、発行:書肆山住 2400円)をお出しになりました。次回に改めてご紹介させていただきます。  ―――――――――――――――――――――――――――――

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 ☆大学内の草森蔵書サイト 

  「草森紳一記念資料室」 http://www.oojc.ac.jp/?page_id=6063

 

  ☆愛敬浩一著『草森紳一の問い』(「詩的現代叢書45」として2月18日刊 2400円)

   編集・制作:詩的現代出版部 〒370-2314 群馬県富岡市田篠1280-85

   発行:書肆山住 〒173-0026 東京都板橋区中丸町31₋3 

PARCOに関連した古本展

2021年最初の投稿です。皆さま、お変わりございませんか?

まだまだ世界中が混乱状態ですが、ストレスをためないように気分転換しつつ、乗り切ってまいりましょう。明るく元気な日々が少しでも早くやってきますように。

 

昨年の10月、11月に京都と東京でPARCOに関連した古本展が開かれました。

パルコの「webアクロス」でその様子が取材されていますのでご紹介します。

山口はるみさんが、ご自身で装丁された草森紳一本の話をされていて、なんと偶然に! 

 オープン当時のパルコを知る一人として私も取材を受けています。

 

「webアクロス」のリンクを下に貼り付けます。(私の話は後半です。洗練と毒についてなど、言葉の足りない点が多々あって、疲れた顔とともに恥ずかしいのですが・・・)

https://www.web-across.com/todays/p7l7560000052gi7.html?ra=1

 

この古本展を企画されたのは、かわじもとたかさん。関心のあるテーマの書誌を作成し、その古本展示会までやってしまうというユニークな方らしい。エネルギーをいただきますね! 「草森紳一全執筆記録」も頑張らなくちゃあ。

以下はチラシと、かわじさんの文章です。それにしても様々な人達が、様々なことに愛情とエネルギーを注ぎつつ、様々な生き方をしている――本当に世の中は面白い。

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 (以下は1月30日に追加)

かわじさんが今回のテーマのために作成された書誌(古本屋で無料配布)は、全35ページ。そのうち山口はるみさんは7ページ分ありますが、1~2Pを紹介させていただきます。1961年から装丁の仕事をされているのがわかります。

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上は、山口さんの装丁による草森紳一著『衣装を垂れて天下治まる』(駸々堂・1974年)と『Harumi Gals』(イラスト・山口はるみ/監修・横尾忠則パルコ出版・1978年)。

下は、『Harumi Gals』の目次と、草森紳一執筆ページ(題は「テニスの少女」)です。(入り切らなくて小さな文字の3段組で、3ページ分を占領しています!)

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ちなみに草森さんの山口はるみ論は、『イラストレーションー地球を刺青する』(すばる書房・1977年)の「女人来訪ー山口はるみ・味戸ケイ子・大橋歩」にもあります。

ところでA3版の大型本『Harumi Gals』をパルコ出版で担当した松坂静雄さんは、後にゲインという会社を作り、草森紳一の『北狐の足跡ー書という宇宙の大活劇』(1994年)を出されました。ご縁ですね。

バリ島プリアタンのケイコ・マンデラさんから

FBに投稿したものですが、草森ブログにも投稿します。

1986年に幼児も含む女6人でバリを取材し、本を作りました。当時草森さんは、『マハーバーラタ』を全部読んで行かないとだめよ、とおっしゃってましたが。

その時以来のプリアタンとのお付き合いです。

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バリ島プリアタン村のケイコ・マンデラさんから、基金のお伝えです。

皆様に伝えていただければと、心のこもったメールをいただきました。

(文末にサイトをご紹介していますので、ご覧ください)

 

コロナ禍が長引く中、インドネシア・バリ島の人々の生活が激変し、先の見えない状況が続いています。

昔、『踊る島バリ』(現在、仲間と続編を取材中)で取材させていただいたプリアタンは、1931年パリ植民地博覧会に参加した国際的にも知られる芸能の村です。

プリアタンの芸術を愛する人たちが世界中から観光や勉強のために訪れていましたが、それも今は途絶え、儀式のための音楽や踊りの上演も十分にはできていません。

 

このような時代だからこそと、古典の演目の調査、復活を願って前向きの活動が始まったそうです。

下のパンフレットの表紙(1985年日本初公演)は、バリス(戦士)を踊るオカさん。すばらしかったこの公演を覚えている方もいらっしゃることでしょう。

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当時まだほんの若者だったオカさんが、いまやプリアタン歌舞団の団長となり、バグース・ケイコ夫妻と一緒に、父マンデラ(グンカ)の夢を実現するための活動を続けています。

バリ芸能の豊穣の世界が生き続けるよう、舞踊や音楽に携わる人達の生活を支えるための販売にぜひご協力をお願いできれば幸いです。

ケイコさんとEASEからのメッセージサイトをご紹介します。

https://kmanderaease.thebase.in/

 

(以下はFB投降後のケイコさんからのコメントです。お気持ちが伝わるので、敢えてアップします。カンパの場合は、晴美制作室までinfo@harumi-inc.com)

「ありがとうございます。世界中が大変で、世界中の人が何かをしたいと思っているとも思うのです。そして、”助けて、、”と悲鳴をあげている人もいる。それぞれの場所で、それぞれに自分のできることをできる形で助け合えたら良いと思います。

私はひとまずバリ島でこのPeliatanを中心として頑張りたいと思います。素敵なそして意義深い本『踊る島バリ』を作り上げてくださり、ありがとうございます。多くのバリファンのバイブルだと思います。私もこの本だけはずっとベット横のサイドテーブルに置いてあり、迷い悩むと読み直します。私がしようとしていることが間違いでないか?この考えはどうなのか? グンカ(義父)に尋ねています。そして今回のご紹介文もありがとうございます。感謝!」

十勝から「草森通信15号」です!

12月の初めに音更からお送りいただいていたのに、ご紹介が遅くなって誠に申し訳ありません!

 今年はコロナ禍のため仕事の段取りがなかなか難しく、加えてPCの調子がまたまた悪く(私がPCの進化についていけないだけなのですが)、いろいろ重なって、心身ともに

追われる日々になりました。

 

今夜やっとアップしようとしましたら、メールが見つからない・・・

再度、蔵書整理プロジェクト十勝の高山さんにお願いして、再送信していただきました。ありがとうございます。お手数をおかけしました!

 

15号と、他のニュースも一緒にアップと思ってしまうので、ついつい遅くなるのですね。今回は通信のみを。

 レポートによれば、コロナで危ぶまれていたものの、第3回「歴史」蔵書展は、音更図書館と帯広市図書館で予定通り開催されたようで良かったです。本当に展示が充実してきているように感じます。

 今号には私が初めて草森紳一という著者を知った『子供の場所』が採り上げられています。通信も密度が高くなっていきますね。 来年も楽しみです!  

 

あらゆることの転換期ですけれど、日々の生活を大切に、まっすぐに、何とか乗り切ってまいりましょう。

 どうぞ皆さま、くれぐれもご自愛くださいませ。

2021年、少しでも明るい年になりますように。

 

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崩れた本の山の中から 白玉楼中の人